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道中記
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道中記 韓国編 17 プロローグー雑感
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ひょんなことから、持ち上がった韓国・富川市でのコンサート。のりのいい演奏者の熱い思いが、初めての市民レベルの国際音楽交流を成功させた。また、関係者の御理解と何より富川市の多くの友人の力が、実現に至るまでを支えてくれた。ほんとうに、感謝、カムサムニダだけである。 私にとっても大きな収穫があった。まず、しんゆりの市民に富川ファンが出来たことである。川崎と同様、大都市でありながら目立たない韓国・富川市。映画やアニメなどの新たな魅力を生かしたまちづくり、授業参観の愛くるしい子どもたちの笑顔、ジ...
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道中記 韓国編 16 ソウルを堪能 その③
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夕刻、ホテルロビーでは、思い思いのお土産のちょっとした品評会も。この刺繍いいでしょ。化粧品、こんなに買っちゃった。お土産の韓国海苔はかさばるわね。ロッテデパートの地下は、いろんなキムチがあるのね。柚子茶も美味しかったわよ。僕たち、お揃いでメガネを作っちゃったんです。楽器屋さんを探したんだけど見つからなくって。
フロントに預けたカバンに入りきらないほど、思い出とお土産が詰められていく。
さぁ、そろそろ出発です。忘れ物はないですか。ジャンボタクシーを2台呼び、分乗して乗り込む。ソウルの...
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道中記 韓国編 16 ソウルを堪能 その②
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明洞は、さすがソウルの銀座といわれるほどで、寒さもものかわ、買物客、観光客で満足に歩けないほどの人混みだ。ちょうど当時は、Sさんがつれあいに頼まれたという、BBクリームが絶頂の時。ずらっと化粧品店が並ぶ。ピンクや黄色の派手な看板を道端にまで広げて、若い女性の売り子さんたちが片言の日本語で呼び込んでいる。等身大のIKKOさんの看板がある店の前は、溢れんばかりの人だかりである。
私も、今回の土産物は化粧品にした。BBクリームの他に、つれあいに頼まれたパック。娘、姉、姪にも。そして、倅にも男性...
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道中記 韓国編 16 ソウルを堪能 その①
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日曜日の朝。さすがにせわしないソウルの街も静かだ。ホテルの窓から見ても、行きかう車も少ない。前日の初雪はあとかたも残っていないが、ともかく寒い。
ソウルに市民交流会御用達の朝食の定食屋がある。高麗ホテルの向かいのニュー国際(ククチェ)ホテルが定宿なのだが、その裏の路地にある食堂長屋だ。サラリーマン相手の食堂なので、日曜日の朝は1軒しか開いてなかった。さすがに混んでいる。相席で分かれて座ることに。
席につくと、定番のテンジャンチゲが無雑作に置かれる。ぐつぐつ煮たった味噌汁に、キムチや...
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道中記 韓国編 15 最後の晩餐 その③
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店を出て、仁寺洞で買物を楽しみながら、ホテルに帰る。夜も遅くなり寒さがきつくなったが、心は非常に暖かだった。
ホテルに戻り、事務局部屋で反省会という名目で酒盛りをということで、近くのコンビニにお酒やおつまみを仕入れにいったが、私とTuさんとN先生の三人は、ソウル名物の屋台で一杯ということになった。
外は、耳が痛くなるほどの寒さだ。頭がキ―ンと鳴っている。最近は、景福宮(キョンボクグン)から市庁に続くメインストリートの世宗路(セジョンノ)、太平路(タイピョンノ)周辺は、取締りが厳しくなった...
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道中記 韓国編 15 最後の晩餐 その②
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中央の小さな舞台では、悲しげなパンソリと太鼓や伽耶琴(カヤグン)の音色に合わせて白い衣装をまとった出演者が情感たっぷりに舞い、演技する。細かい所は分からないが、観る者を引き付ける。
涙の悲劇のクライマックスが終わった後、舞台は反転して出演者と観客を交え、鉦や太鼓に合わせてプンムルノリ(農楽踊り)の輪ができる。
食事も終わり、お腹もいっぱいになったところで、お酒の酔いもありその輪の中に入っていった。MさんやTさん、Tuさんたちも加わって、陽気に跳ね回る。ジャンジャカ、ジャンジャカ、ジャン。...
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道中記 韓国編 15 最後の晩餐 その①
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ホテルで休息をとる者、ショッピングに出かける者。韓国に来ていらい、少々ハードな日程だったので、ソウルでの自由時間を楽しんでもらった。夕食も自由としたが、私のお薦めの店にほとんどが行くことになった。仁寺洞にある山村という店だ。
韓国料理が美味しいとはいえ、刺激的な辛さや朝からこてこての料理、それと連日歓待していただいたお酒で胃もすっかり疲れていることと思われたので、精進薬膳料理を食べさせる店だ。そして売り物は、店の真ん中にステージがあり、食事をしながらパンソリ(浪曲のような哀調のある歌)...
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道中記 韓国編 14 大雪のソウル大学 その⑤
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地下鉄2号線に乗り、舎堂(サダン)駅で4号線に乗り換え市庁駅へ。地下鉄車両の中では物売りが大きな声を出して、商品を車内で売っている。女性用のタイツを売っていた。あんなものが売れるのかなと思っていると、そんなに押しつけがましいわけではないが、何人か買っている。経済先進国になった韓国も、まだまだ古い商慣習は根強いようだ。
夕食は、自由にする予定であったが、私が紹介する仁寺洞(インサドン)にあるレストランに全員いくことになり、それまで自由時間をとり、お土産を買うもの、見学に出掛けるものなど暫...
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道中記 韓国編 14 大雪のソウル大学 その④
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学生生協の建物の中では、文房具や食料品や衣料品などが売られているが、その一角にソウル大学グッズの売店がある。大学のマークが入った文具や衣料品、置物や装飾品などが多数あり、市内ではなかなか手に入らないお土産ものである。職場用のチョコレート、家族へのプレゼント、自分の記念品などを購入した。私は、大学のマーク入りのヨットパーカーとガラスの置物、ボールペン、膝かけにチョコレートなどなどを大量に。これで少しは、学業優秀の御利益があるだろうか。今更むりかな、少年老い易く、学成り難しをしみじみとかみ...
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道中記 韓国編 14 大雪のソウル大学 その③
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韓先生自ら研究所内部を案内していただくが、土曜日ということで学生だけでなく、スタッフも休みで研究所館内は寒々としている。
研究室で韓先生から、ソウル大学日本研究所の説明や川崎市と自分の研究の関係の説明を受ける。窓の外は、益々吹雪いている。お弟子さんの女性の大学院生からコーヒーを入れてもらい、体も温まってきた。
お昼になったので、研究所から車に分乗して、本部近くにある学生・職員食堂に向かった。広くて清潔な食堂は、土曜日なので学生は少なく落ち着いたむきであった。カフェテリア方式になっていて...
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